ジャパネットたかたcm ソング

ジャパネットたかたcm ソング レコード

ジャパネットたかた レコードとは?

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ジャパネットたかた cm ソング レコード - Wikipediaとは?

この項目では音響情報の記録メディアについて記述しています。その他の用法についてはレコード (曖昧さ回避)をご覧ください。
レコード盤はこの項目へ転送されています。道路に施された通称「レコード盤」についてはグルービング工法をご覧ください。
レコード(record)とは、円盤状の樹脂等に凹凸を刻むことで音楽などの音響情報を記録したメディアの一種であり、また実際に音の情報が集録された物を指す。
音の再生にはレコードプレーヤーと針を用いる。レコードの回転とともに、そのレコードに刻まれた溝の凹凸が針に振動を与え、それが電気信号に変換されてスピーカーから音が発せられることになる。レコードプレーヤーの登場以前は蓄音機で再生された。
近年では、針ではなくレーザーを用いて非接触再生するプレーヤー(レーザーターンテーブル)もあり、割れた盤や傷の酷い盤でも高忠実再生できるのが売りであるが、ほとんどが日本円換算で100万円を超える極めて高価な機器である為、レコード趣味が高じている者でも簡単に手を出せるという物ではない。
語源は記録という意味の英語"record"である。「記録」の意味と混同されないよう、アナログレコード、アナログディスクなどとも呼ぶ。また、SP(SPレコード、SP盤とも。以下同様)・LP・EPと規格で呼んだり、シェラック、バイナル(ビニール、vinyl)と材料で呼んだり、78回転、45回転、33回転、16回転と回転数で呼んだりもする。なお、1950年代以降バイナルがレコードの主力となったが、ボイジャーに搭載されたレコード(銅製)に代表されるように、レコード全てがバイナルではない。
世界初のレコード(音声記録)は、1857年、フランスのレオン・スコットが発明した「フォノトグラフ」である。スコットは、振動板に豚の毛をつけ煤を塗り、音声を紙の上に記録させた。再生装置が無かったため、フォノトグラフは実用にはつながらなかったが、1876年、グレアム・ベルが電話機を発明したことにより再生の目処がつき、複数の研究者が再生可能なレコードの発明に取り掛かった。
世界で初めて実際に稼動した、再生可能なレコードは、エジソンが 1877年12月6日(のちの「音の日」)に発明した「フォノグラフ」である。直径 8 cm の、錫箔を貼った真鍮の円筒に針で音溝を記録するという、基本原理は後のレコードと同じものである。フォノグラフは、日本では蘇言機、蓄音機と訳された。ただしこの当時はまだ、音楽用途はほとんど想定されておらず、エジソンも盲人を補助する為の機器として考案している。
これに対し 1887年には、エミール・ベルリナーが「グラモフォン」を発明した。最大の特徴は円盤式であることで、発端はエジソンの円筒式レコード特許の回避の為であったが、結果として、円筒式より収納しやすく複製が容易になった。中央の部分にレーベルを印刷できることも、円筒式にない特長だった。CD や DVD につながる円盤型メディアの歴史は、このとき始まったと言える。さらにベルリナーは、記録面に対し針が振動する向きを、従来の垂直から水平に変更した。これにより音溝の深さが一定になり、音質が向上した。
エジソンもこれに対抗し、円筒の素材を蝋でコーティングした蝋管に変更し音質を向上させた。蝋が固まるときに収縮することを利用した、鋳造による複製方法も発明したが、量産性は円盤式には及ばなかった。当初、アメリカではエジソンが、ヨーロッパではベルリナーが市場を支配した。しかし、両面レコードの発明などもあり、最終的にベルリナーの円盤式レコードが市場を制した。なお、円筒式は音楽レコードとしては姿を消したが、後に、初期のコンピュータの補助記憶装置(磁気ドラム)に使われたことがある。
初期の円盤式レコードは回転数が製品により異なったが、電気式蓄音機の発明により、後に SP レコードと呼ばれる 78 回転盤(毎分 78 回転)がデファクトスタンダードとなった。また、初期の円盤式レコードは、ゴムやエボナイトなどが原料であったといわれているが、やがて酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの粉末をシェラック(カイガラムシの分泌する天然樹脂)で固めた混合物がレコードの主原料となり、シェラック盤と呼ばれた。しかしこの混合物はもろい材質で、そのためSPレコードは摩耗しやすく割れやすかった(瓦のように落とすと割れやすいことから、俗に「瓦盤」と呼ばれたほどである[要出典])。
また、収録時間が直径 10 インチ (25 cm) で 3 分、12 インチ (30 cm) で 5 分と短かったために、作品の規模の大きいクラシック音楽などでは、1 曲でも多くの枚数が必要で、レコード再生の途中で幾度となくレコードを掛け替える必要があった。特にオペラなどの全曲盤では、数十枚組にもなるものまであり、大きな組み物はほとんどの場合、文字通りの分厚いアルバム状ケースに収納されていた。今でもディスクのことを「アルバム」と呼ぶことがあるのは、それに由来している。また、ポピュラー曲に関しては、面ごとに違う演奏家によるレコードを複数枚集めたアルバムが作られる場合もあり、これを乗合馬車(ラテン語でomnibus)に見立てて、「オムニバス」と呼ぶようになった。現在「コンピレーション・アルバム」と言われるものがかつては「オムニバス・アルバム」と言われたのはこれが由来である。
長時間対策として、放送録音用としては通常より径の大きなディスクが用いられることもあったが、これは大きすぎて扱いにくく、また溝を細くすることで録音時間を伸ばす試みもあったが、初期のレコード盤材質では再生による劣化や破損が起きやすいために、実用的ではなかった。
その後の化学技術の進歩により、ポリ塩化ビニルを用いることによって細密な記録が可能となり、長時間再生・音質向上が実現された。さらに、取り扱いの面でも割れにくく丈夫で、軽く扱いやすいものとなった。これらが LP レコードや EP レコードで、1950年代後半までに市場の主流となった。これらを総称して、ビニール盤、バイナルなどと呼ぶ。
アメリカ人ピーター・ゴールドマーク(Peter Goldmark)が開発、1948年6月21日にコロムビア社から最初に発売された。直径 12 インチ (30 cm) で収録時間30分。それ以前のレコードよりも長時間再生できるので、LP (long play) と呼ばれ、SP より音溝(グルーヴ)が細いことから、マイクログルーヴ(Microgroove)とも呼ばれた。また、回転数から 33 回転盤とも呼ばれる。これ以降、従来のシェラック製 78 回転盤は(主に日本で)SP (standard play) と呼ばれるようになった。
LP と同じ材質・音溝で、RCAビクター社が 1949年に発売した。直径 17 cm で収録時間 5 分。EP は extended play の略。回転数から 45 回転盤とも言う。オートチェンジャーで 1 曲ずつ演奏する用途が想定された。オートチェンジャー対応のため穴が大きいので、ドーナツ盤とも呼んだ。
LP と EP は一時競合関係にあったが、長時間連続再生可能な LP と、ディスク自体の小型化を指向した EP は棲み分けが容易だったため、ほどなく双方の陣営が相手方の規格も発売し、双方がスタンダードとなるという形で決着がついた。この際、ビクターで多くのレコードを出していた当時の世界的著名指揮者アルトゥーロ・トスカニーニが、曲を分割せずにすむ LP を強く推したことが影響したといわれる。
LP レコードの実用化にはテープレコーダーの普及が一役買った。特に長時間の曲が多いクラシック音楽等でミスなく長時間の演奏を行うことは難しく、リテイクと編集を可能にするテープレコーダーが役に立った(ここから逆に、LPレコードとテープレコーダーとによる長時間録音実現が音楽ジャンル自体をも発達させたモダン・ジャズのような事例もある)。更にマスターテープの再生時、再生ヘッドの前にモニタヘッドを取り付けることにより、音量に合わせて予めカッタの送り速度を調整すること(可変ピッチカッティング)が可能になり、ダイナミックレンジの確保と録音時間を両立できるようになった。
LP・EP レコードは、通常レコード針の機械的な接触によって再生されるため、埃や振動に影響されやすく、再生回数が増えると音溝の磨耗により高域が減衰していく問題があった。また 45-45 方式のチャネルセパレーションにも限界があった。そのため、1980年代に入ってからは、扱いやすく消耗しにくいコンパクトディスクの開発・普及により一時衰退した。
しかし近年では、原理的にはコンパクトディスクで欠落する 20 kHz 以上の周波数帯域を損なわない特徴があるとされ、再注目されている[1](cf. サンプリング周波数)。
1970年代以降、通常の再生とは違った形でクラブの DJ の演奏にも利用されるようになった。近年では CD を利用して DJ プレイができるような機器が普及してきているが、未だにレコード(アナログレコード、または単にアナログと呼ばれる)はその直感的な操作性とレンジの広い音質、特有のスクラッチノイズ、そしてアナログレコードという形式そのものへの愛着などから根強い人気があり、DJ プレイ用に発売されるシングルの主流を占めている(12 インチシングル)。
レコードはビニライトの原材料を裏表の金型(スタンパ)の間に入れ、熱と圧力を加えてプレスすることで作られる。プレス装置と型さえ数をそろえれば量産が容易である。このプレス型はスタンパと呼ばれ、オリジナルの原版から複数の工程をへて複製されたものである。
音を「ラッカー(lacquer)」(原盤)にカッティング。これは表面が柔らかい原版に凹型の溝を切る工程。
「ラッカー」は耐久性に乏しいので、表面にニッケルメッキを施す。厚くメッキをして剥離した凸型の盤を「メタルマスタ」と呼ぶ。これが保存用のマスターディスクになる。
「メタルマスタ」に銅でメッキを行ってはがすと凹型の「マザー」ができる。これは生産用のマスターディスクになる。
「スタンパ」を用いて上記のプレスを行うことでレコード(凹型の溝)が完成する。スタンパは消耗品で、潰れたら新しいスタンパを製造するため4.の工程が行なわれる。
このメタルマスタ作成が音質の要になるという事で、レコード全盛期にはさまざまな試みが行われた。ダイレクトカッティングの他に高音域をイコライザーで強調して周波数特性を伸ばした盤、通常より重たいディスクを使用した盤、33 1/3の半分のスピードでカッティングした盤がある。
テルデック社が1982年に開発したダイレクト・メタル・マスタリング(Direct Metal Mastering, DMM)もそうした音質向上技術のひとつ。超音波を当てながらカッティングを施した銅円盤をそのままマザーとして用いる方式で、ノイズ低減や収録時間10%増加などのメリットがある。ただし収録内容によってはダイナミックレンジが狭くなる物もあった。
記録時間が30cm盤で片面4分30秒程度と短い。当初はラッパに吹き込むアコースティック録音であったが、1920年代より主流はマイクロフォンとアンプなどを用いた電気録音へと移って行く。
古くからのレコードは全てこれである。経年変化により特に脆いため、よく「落とすと割れる」と表現される。
1分に33 1/3回転という速度は、無声映画のフィルム1巻15分の間に500回まわるというところに由来する。
SP盤が主流の1925年に、LP盤の原型ともいえる長時間レコード(回転数はLPとほぼ同じで、片面約20分再生可能)を開発した、イギリスのウオルドというメーカーが日本に参入した。従来の蓄音機にコントローラーを取り付ける事により再生が可能であった。SPの価格から割り出すと通常のSPよりも安価で音質も良い、というのが売りであったようだ。しかし技術上の問題などからウオルド自体が早々と撤退したこと、競合メーカーが10分程度の盤しか作れなかったなど、僅か3〜4年で製造が打ち切られ、普及には至らなかった。
穴が大きいためドーナツ盤と呼ばれるが、これはオートチェンジャー(ジュークボックス)対応のためで、必要ならば折り取ることができるLPと同じ大きさの穴がついたもの(画像参照)もあったが、基本的にプレイヤーでの再生にはアダプターを使用した。
もともとはSPの代替メディアとして登場し、当初は両面で3〜4曲収録し複数枚をバインダーでとじたアルバムとして流通したが、一面あたりの記録時間が短いなどのデメリットから主にシングル盤(両面2曲)として使用されることとなった。
EP盤の回転数を落として片面に2曲〜3曲ほど収録したものをこう呼ぶ。70年代など、LPが高価だった時代に、曲数が多く安価だったことで学生たちに好評であった。但し、音質は通常のLPでの内周部にあたるために劣る。
レコード店などではEP盤(のうち両面で3〜4曲収録したもの)とコンパクト盤を区別せずに扱うこともあり、その場合はその大きさから『7インチ』と呼ぶのが一般的である。
EPの様に片面一曲だけ収録のものが多いため、音溝があまり内側まで刻まれておらず、内周歪みが少ないため音質に秀でている。
DJがクラブなどでプレイするために販売・使用されるレコードの殆ど全てがこの形式である。DJが曲同士のミックスなどで使用しやすいように、収録曲の一曲が短くても6分程度、長いものでは9分程度の長さがあり、コンパクト盤では収録が難しいためである。またこうしたシングル盤では回転数は33回転と45回転の両方がある。
水平振幅記録(音の大小を盤と水平方向の振動として記録)または垂直振幅記録(音の大小を盤と垂直方向の振動として記録)。なお、「モノラル」とは本来レコード盤における「一本溝」の事を指す。溝を用いない記録通信媒体においてさえ、1チャンネルの音声を「モノラル」と呼ぶのは誤った用法が一般化してしまった為である。1チャンネルの音声の正しい呼び方は「モノフォニック」である。
モノラルLPレコードの外周・内周に半分ずつ左右別々のチャンネルの音溝を刻み、2本の枝分かれしたピックアップで再生することによりステレオ効果を得られるというもの。しかし、再生時間が短い、レコード特有の内周歪みによって左右で音質が変化しやすい、針の置き位置を定めにくいなどのデメリットも多く、下記のステレオ盤が普及する前に廃れた。1952年、米クック社が開発。
左右信号の和が水平振動になる点において、一般的なモノラル盤との親和性を確保した為、ステレオ盤の主力となった。 1931年、英コロムビア社の技術者ブラムレインが開発。 45-45方式は1950年代から規格・実用化されたものであるが、実用化に時間がかかったのは、1930年代当時のレコードの主流材料であったシェラックでは高音質再生が不可能であったことによる。
45-45方式と比べモノラルの主流を占める水平記録方式との互換性で劣り、45-45方式との並存によるユーザーの不利益を避ける為、短期間で作られなくなった。1956年、英デッカ社により開発されたもの。
ディスクリート4チャンネル方式の CD-4盤 (日本ビクター)は、原理的には4つのチャンネルの信号を互いに完全に近い状態で分離させた記録再生が可能である。この方式では左右ごとの前後信号の和にあたる可聴帯域成分と、前後チャンネルの信号の差分を非常に高い搬送周波数で振幅変調した信号、すなわち可聴帯域を超える成分、とを重畳して2チャンネルの溝に刻むため、通常のステレオレコードよりも遥かに細かい音溝の凹凸がある。これは専用の(シバタ針等、通常のステレオ再生用よりも遥かに小さい曲率半径をもつ)針を用いないと、4チャンネル再生に必要な超広帯域の機械的トレースが不可能であるばかりか、音溝における可聴帯域相当以上の細かい凹凸を壊す恐れがある。
マトリクス4チャンネル方式のSQマトリクス(ソニー)では、電気的にエンコードされた信号は可聴帯域を超えることなく2チャンネルの溝に刻まれるため溝そのもの細かさは従来のステレオレコードと特に変わりはなく、取り扱いについては2チャンネル用の再生針や装置で再生しても損傷のリスクがないなど前述のCD-4盤よりも再生装置の機械部分の必要性能が2チャンネル同等で安く済む反面、4つのチャンネル相互とりわけ前後間の分離についてはCD-4盤と比べて著しく不利である。
アナログレコードでは、その両面に音楽などを記録することができる。この表面、裏面のことを通常それぞれA面、B面(ポリドールのレコードは1976年までD面、S面。また、ワーナー・パイオニアのレコード盤面にはSIDE 1、SIDE 2と印刷)と呼んでいた。
収録時間が長く、片面に収まらない場合の多いクラシック曲や、ライブ収録盤などを除き、一般には、それぞれの面で別々の曲を記録していた。このため、製作については、どの曲をどちらの面に記録するかが重要な決定事項となっていた。「コンパクトディスク」のタイトル曲・カップリング曲の節も参照。
特にシングル盤として使われたEP盤では、タイトル曲をA面に記録することが多く、B面はその「おまけ」的な意味合いであることが多く見られた。このためラジオ放送などでは、A面の収録曲だけ放送されることが多かった。しかし、作品によっては、B面収録曲がヒットすることもあり、この場合、A面に格上げされて再発売されることもあった。また、両A面で発売されることもあった。
また、「アルバム」として発売されるLP盤では、いったん裏返すというレコードの特性を生かし、A面、B面で違ったイメージを演出するなどの手法もとられた。有名なもので松田聖子の『風立ちぬ』があり、A面を大滝詠一、B面を鈴木茂によるプロデュースで収録している。また、洋楽ではA面、B面を「ホワイトサイド」、「ブラックサイド」と分けた上で作風と作曲者を完全に区別した『クイーン II』が存在する。
海外のアルバムLPでは1枚目がA面、C面。2枚目がB面、D面になっていることもある。これは複数のレコードを片面のみ連続で再生するレコードチェンジャーと呼ばれる機器による再生を前提としたものである。
ソノシートは朝日ソノラマの登録商標で、フォノシート、シートレコードなどが正式名称である。薄く曲げられるビニール材質のレコード。一般的には17cm盤が多く、音質は良くないが製造コストが安いため、ビニール盤が高価だった頃に重宝された。1970年代以降は、単独で販売するより雑誌の付録として綴じ込んで販売されることが多かった。
着色された半透明なディスクもあった。1960年代の英コロムビア(HMV/現EMI)、日本では東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)の赤いレコード(通称・赤盤)など。
1970年代に、歌謡曲や音声を記録した8cm程度のソノシートをアイドル写真の台紙に貼り付け、ボイスカード等と称した商品が売られていた。
1980年代には、ハート型の意匠を持ったレコードも発売された(音溝部分は17cm)。なお、同じような形のものが2002年に桑田佳祐の「白い恋人達」のアナログ盤でも採用されている。
一般に低音楽器は大振幅であるため、カッティングの際低音を減衰させ高音を強調して記録すると盤面を有効に利用する事ができる。多くはRIAA特性を用い、再生時に逆の特性をもったフォノイコライザを通して平坦な特性に戻す。イコライザはアンプやミキサに内蔵されるのが通常だが、圧電型カートリッジを用いた廉価な製品は、圧電素子が容量性であることを利用して、特別な回路を組むことなく高域が減衰する特性を得ていた。レコードプレーヤー参照。
前述の通り記録/再生の特性が超高周波を含むか否かには疑問があるが、さらにカッティングの信号系統には(ON/OFF可能な)イコライザー、リミッターが含まれており、同じ音源のレコードとCDにさらなる音質の差を生じさせる原因となる。特に古い時代の音源がCD化(デジタルリマスタリング)される際、マスターの録音状態や劣化といった理由でノイズリダクションなどが施され、ここでも当時のレコードとの音質の差が生じている場合もある。
カセットテープ等のオーディオテープが磁気媒体であるのに対し、レコードは物理的な凹凸を利用した媒体である。
コンパクトディスク(CD)は蒸着によって形成されたアルミニウムの反射層を、プラスチックの一種であるポリカーボネートで作られた板で挟んだものである。ピットの有無によりデジタル信号を表現する(CDには音楽用以外の用途もある)。反射層のくぼんだ部分をピットといい、くぼみでない部分をランドという。ピットはランドより1/4波長くぼんでいる。ランドに当ったレーザー光は反射して戻ってくるが、ピットがある部分に当ったレーザ光は、ピットからの反射波とランドからの反射波とが1/2波長の位相差があるため打ち消しあい暗くなる。この明暗によりデジタル信号を読み取る。製造にはレコードと同様、スタンパを使用するプレス工程が用いられる。
レコードは針と盤との接触、それによって生み出される振動を利用した再生システムであるのに対し、コンパクトディスクはレーザー光の反射を利用した非接触の再生システムになっている。
音の質を左右する要素はまずCDなどのデジタル再生では小さい音量ほど歪みが増えるのに対し、テープやレコードでは音量が大きいほど歪みが増える点。これも同じマスターテープでCDとレコードを生産しても同じ音にならない原因である。
ステレオ再生ではクロストークの発生が避けられない問題もある。左右幅が縮まる事でやはり音の鋭さや奥行きの再現が不鮮明になりやすい上、各カートリッジごとにクロストークに違いがある。
さらにレコードはテープやCDと異なり盤の外周に対し内周で歪みが増えるという特有の欠点がある。正しく調整されたリニアトラッキング・プレイヤーを用いれば問題は無いが、ピックアップ部が弧を描いて動作する通常のトーンアームではインサイドフォースやオーバーハングずれの影響を解消する事は容易ではない。
音楽が販売される媒体として、レコードは長い間、非常にポピュラーであった。このため、レコードが CD にとって代わられた21世紀初頭の現在でも、音楽を録音したものを制作、販売する会社は「レコード会社」と呼ばれる。CD などを販売する小売店が「レコード店」と呼ばれることも多い。
フランス人はレコードの発明者を自国のシャルル・クロであるとしており、彼の名を記念した ACC ディスク大賞がある(ACC: Academy de Charles Cros)。
レコードの大敵はホコリ(埃)と静電気である。埃があると物理的な振動を用いるレコード再生では「針飛び」が発生し「プチッ」という音になり大変耳障りである。静電気は素材が塩ビであるため避けることはできず、静電気が発生することで埃を吸い付けることもあった。また、手の脂などにより、カビが生えることもある。このため、レコード再生の前には必ず埃を取る「儀式」が必要だった。このためレコードの埃取りや、埃を防ぐため帯電防止・表面潤滑材などの周辺グッズが多数販売されていた。
元々レコード盤には帯電防止剤が添加されているが、かつては盤の材料に帯電防止剤を大量に添加するメーカーも存在していた。これを「エバー・クリーン・レコード」と称し、その証として赤い半透明の盤にしていた。しかし経年劣化によりこの添加物が化学変化を起こすためか、久し振りに聴いたら音が歪んでいたという指摘もなされている。
可変ピッチ記録のLPレコードは溝の疎密から音の大小が推定できるため、慣れると長い曲の聴きたいところを簡単に頭出しすることもできた。
実用性には乏しいが、一枚のレコードの片面に複数の音溝をきざむこともでき、再生してみるまで、そのどれをトレースするかわからない、という趣向のレコードを作れた(実際に、そのランダムさを利用した競馬ゲームや占いのレコードが作られた)。 また、1994年にテクノDJのジェフ・ミルズが、盤面にループしている8本の音溝が刻まれており、再生すると4小節のリズムトラック8種類が無限に繰り返されるというクラブDJ向けの12インチシングルを発表している。
レコード盤の溝は主に外側から内側に向かって刻まれるのに対し、内側から外側に向かって録音再生していく方式を採っていた用途もあり、円盤式トーキーの為のレコードや、テープレコーダの普及以前に放送局などで広く用いられた円盤録音機に多く見られる。(なお、通常のレコード盤の変わり種としても、実際にジョークのレコードとして販売された例がある)。アナログ時代とは逆に、後のコンパクトディスクにおいては、ディスクの内側から再生する方式が標準とされることになる。
落語家の初代桂春団治が、日東レコードの協力のもと、本物の煎餅でレコードを作った事がある。煎餅が湿気ない様に缶にパッケージされていた。これは1926年のことで、天理教大祭の人出の多さを当て込んだものだったが、値段が高かったため全く売れず、春団治は大損した。なお、煎餅レコードは落語やコントなどが収録され、「聴き飽きたら食べる」というコンセプトのものであった。
玩具メーカーのバンダイが、2004年に『8盤(エイトばん)』と称する直径8cm、厚さ約2mmの片面で約4分再生可能なレコード(33 1/3回転)と、ポータブル電蓄を模した小型の専用プレイヤーを開発して販売していた。交換針は汎用のT4Pのものが採用された。当時、レトロ(昭和ノスタルジー)商品のヒットが相次いでいたことから(バンダイ自身もガシャポンフィギュアの「ぼくの小学校」シリーズをヒットさせていた)、新たな昭和ノスタルジー商品として企画された[2]。レコードは1950年代?1980年代のアイドル歌謡曲・洋楽や子供番組の主題歌を、オリジナルのまま復刻・縮小したもの[3]が発売された。しかし、片面盤のためカップリング曲は未収録で、しかもパッケージを開けるまで、何が入っているか全く分からない仕様であった。人気は出ず、商業的には失敗に終わった。音質はソノシート並み、ステレオで記録されていたが、専用プレイヤーは結局モノラルの機種しか出なかった。イベントなどで展示してあったこの玩具を、レコードのかけ方を知らない若者が内周から針を落とす、という光景も見受けられたという。
21世紀になってもレコードは僅かながら生産されている。日本では東洋化成でレコードのプレスが行われ、同社では新譜での限定生産、テスト・レコードの販売や過去の名盤の再生産も行っている。少ない枚数の製作をプレスやカッティングで行う業者もあり、ラッカーとビニールの素材選択に対応するなどバラエティがある。また高額ながらカッティング・マシンもベスタクスからVRX-2000が発売され、個人がレコードを1枚からビニール/ラッカーを選んで作る事も可能である。またレコードからPCなどでノイズリダクション処理を施しつつCD-Rに録音するサービスも行われ、その際の再生にレーザーターンテーブルを用いる場合もある。SP盤時代のものやマスターテープの所在が不明の音源を市販CD化する際も、上記と同様の処理が行われている。
クリーニングの技術も進歩し、かつてベルベットなどによっていたブラシやクロス(=布)にはホコリを出さない繊維も使われるようになり、大規模なレコードクリーニング装置も専用の洗浄液に浸して眼鏡のように超音波で汚れを落とすタイプや真空ノズルで汚れを吸い取るタイプがある。帯電防止スプレーも引き続き入手可能である。
一方で取り扱いがCDと異なる点の認識度は低い。水洗いが良いと聞いてレコードの洗浄に水道水(不純物が多い可能性がある)を用いたり、一部の評論家による「メラミンスポンジでレコードをクリーニングする」という記事を読んでLPレコードを擦って音溝を損傷したという実例もあるので注意が必要である。
なおCDをメンテナンスする際はやわらかい布などで放射状に軽く拭くのに対し、レコードをメンテナンスする際は円周方向にむかって手入れをするという点も異なる。
ミュージカル・ディレクター、クリエイティヴ・ディレクター、ミュージック・スーパーヴァイザー、ミュージック・アドヴァイザー
アーティストマネージメント担当(マネージャー)、アーティストコオーディネーター、レコーディンマネージャー、レコーディングインストラクター、スーパーヴァイザー
^ ただし実際に「レコードは高周波が記録されている・再生出来る」かどうかには疑問がある。再生用のカートリッジは30kHz以上も再生可能と謳っている製品も珍しくないが、再生に使われるRIAAイコライザーは20kHzを20Hzの超低音域に比べ約40dB低減するため、カッティング時に逆の特性で持ち上げてあるとはいえ再生音の高周波成分は少なく、理論的な特性はCDと大きく違わない筈であるが現実にはそのようになる事は無い。
レコード再生では高調波=歪みがデジタルに比べて非常に多く、微弱な電流を増幅するために増幅率の大きいアンプを使用するので、トランジスタ、FET、ICといった増幅素子から発生する熱雑音も大きくなる。20kHz程度、好条件でも24kHz程度より高い周波数が原理的に含まれないデジタル録音のレコード盤と同音源によるCDとの周波数分布を比べてみると、レコードの再生音には再生系統で発生する歪みやアンプノイズが多く含まれている事が判明する。実は「レコードの高周波成分」は原音に入っているものではなく再生時に付け加えられた物、とみなす事もできる。
^ おニャン子クラブ(「おニャン子クラブ シングルメモリーズPart1」)・チェッカーズ(「チェッカーズ ディスコグラフィー」)・『ひらけ!ポンキッキ』(「ひらけ!ポンキッキヒットパレード」)・1950年代?1960年代の洋楽ポップス(「OLDIES THE BEST」)のシングル、朝日ソノラマのソノシート(「朝日ソノラマセレクションPart1」)の復刻がラインアップに存在した。「おニャン子クラブ シングルメモリーズ」と「朝日ソノラマセレクション」は「Part1」と銘打っていたが、共にPart2以後が発売されることはなかった。
[ ジャパネットたかたcm ソング の レコード参考サイト]  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89

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