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ジャパネットたかたcm ソング 戦隊

ジャパネットたかた 戦隊とは?

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ジャパネットたかた cm ソング スーパー戦隊シリーズ - Wikipediaとは?

スーパー戦隊シリーズ(スーパーせんたいシリーズ)は日本の特撮テレビドラマシリーズ。ウルトラシリーズ・仮面ライダーシリーズ・メタルヒーローシリーズと共に日本の特撮番組を代表するシリーズで、長寿シリーズである。
本シリーズは、1975年4月に開始された5人チームの特撮ヒーロー番組『秘密戦隊ゴレンジャー』から続く、長期シリーズである。チームによるヒーロー番組は『ゴレンジャー』以前に、仮面の忍者 赤影や科学忍者隊ガッチャマン、サイボーグ009、レインボー戦隊ロビンなどの例がある。また、ほぼ毎週、敵組織から新しい刺客が送り込まれ、終了までに倒されるというパターンは仮面ライダーシリーズと同一である。このように、コンセプトとして目新しい点は少ないが、変身後の姿の色分けをより鮮明にし、変身後にシンクロして動くという演出を積極的に取り入れた『秘密戦隊ゴレンジャー』は、視聴率が常時20%を超える大人気番組となった。
『ゴレンジャー』の成功を受けて、同一コンセプトに基づいた集団ヒーロー番組が制作され、それらも概ね安定した人気を獲得し続けたため、結果的に長期シリーズとなり、後に「スーパー戦隊シリーズ」というシリーズ名が付され、現在も続いている。一時途切れたものの1979年以降については現在まで休止期間がない。これほどの長期間にわたり休止を一切おかずに作品が作られ続けたテレビドラマのシリーズは他に例が無い。
なお、シリーズに含まれる作品の範囲については異説があるが、ここでは『秘密戦隊ゴレンジャー』を第一作とする呼び方に従う。
奇しくも『ゴレンジャー』第1回放送、すなわち本シリーズ放送開始翌日の4月6日には、同じテレビ朝日系でABC制作の『パネルクイズ アタック25』がスタートしており、その30分前の枠で同じABC制作の『新婚さんいらっしゃい!』とコンビを組んで現在も放送中。
※戦隊シリーズではないが、同一スタッフによって『スパイダーマン』が作られていて、作品の随所に戦隊シリーズとの共通点が伺える。また戦隊シリーズに巨大ロボットが出るきっかけになったのは本作登場の巨大ロボット「レオパルドン」の玩具が商業的に成功した影響である。
1979年 新ジャンル作品として『バトルフィーバーJ』放映。以後、1年1作のペースで新作が放映される。
1981年 この頃から「戦隊モノ」という呼び名が使われ始め、やがて「戦隊シリーズ」等を経て「スーパー戦隊シリーズ」という名称が使われ始める(「スーパー戦隊シリーズ」という各種文献への正式な表記はかなり後)。
1986年 『超新星フラッシュマン』は特に記念作品という扱いを受けていなかったが、当時の宇宙船に「フラッシュマンで戦隊が10作品目になったのを記念して、ゴレンジャーからフラッシュマンまでのOPを集めたビデオが東映から発売されます」という記述がある。このビデオは実際に発売されたが、10作品記念を意識したような編集は特になかった。
1987年 『光戦隊マスクマン』は放映開始当初はスーパー戦隊シリーズ第11作目として扱われた。当時のB-CLUB参照。
1988年 『超獣戦隊ライブマン』が、「『バトルフィーバーJ』より始まるスーパー戦隊シリーズ」の第10作記念作として放映され、当時人気だった嶋大輔などの俳優が主演したことが話題となる。
1993年 『五星戦隊ダイレンジャー』がスーパー戦隊シリーズ第15作記念作として放映が開始されるが、途中で『ゴレンジャー』『ジャッカー』をシリーズに含めて「超世紀全戦隊」に変更すると発表される。
2000年 『未来戦隊タイムレンジャー』放映。イケメンヒーローの火付け役となる。『ゴレンジャー』からのシリーズを含めて「スーパー戦隊シリーズ」という名称に再変更。
2006年 『轟轟戦隊ボウケンジャー』がスーパー戦隊シリーズ第30作記念作として放映(記念して年間通して戦隊SPファイルが放送された)。この年の夏でシリーズ通算1500話目を達成した。
『ゴレンジャー』以前、既に子供達から熱狂的な支持を受けていた「仮面ライダーシリーズ」の新番組の案に「最初から5人の仮面ライダーを一度に登場させる」というものがあったが[1]、これは当時実現しなかった。
当時の(旧)仮面ライダーシリーズは大阪・毎日放送が制作し全国ネットにかけて放送していたが、1975年4月のネットチェンジにより全国ネットでの放送が当時のNETテレビ(旧:日本教育テレビ、後の全国朝日放送・現:テレビ朝日)系列からTBSテレビ系列に移る事となったため、放送枠が空いてしまう当時のNETテレビは急遽、新しい番組を立ち上げることが必要となった際、没になっていた「5人の仮面ライダー」のアイディアをもとに、5人チームのヒーロー番組『秘密戦隊ゴレンジャー』が制作された。カラフルなスーツを身に付け力を合わせて戦う5人の戦士達の活躍は、たちまち子供達の間で大人気となり、特撮番組における「集団ヒーロー物」という新しいジャンルを確立することとなる。
『ゴレンジャー』は放映期間が丸2年に及ぶ大ヒット作となった。しかし、その後番組『ジャッカー電撃隊』(1977年)が視聴率不振により放送開始9ヶ月で打ちきりになったことで、シリーズ化の試みは一旦挫折する。翌1978年、東映はマーベル・コミック・グループと提携し、『スパイダーマン』を制作する。等身大ヒーローが巨大ロボの操縦をも行うというアイディアは好評を呼び、巨大ロボ「レオパルドン」の玩具も商業的に大きな成功をもたらした。
その結果、後述の通り、「集団ヒーロー」+「巨大ロボ」という2つの要素の両方を継承した作品が企画され『バトルフィーバーJ』(1979年)が誕生した。
この作品もまた成功を収め、以降は今日まで一切の中断期間も無いまま、1年1作のペースで毎年新作が制作されている。
戦隊シリーズに属する作品の間には、『電子戦隊デンジマン』と『太陽戦隊サンバルカン』の関係を唯一の例外として明確な世界観の繋がりはない。『超力戦隊オーレンジャー』以降の作品は、毎年スーパー戦隊Vシネマで前年度の戦隊と競演し、それにより前年度の戦隊と世界観が繋がっているようにも見えるが、Vシネマは番外編として描かれるパターンが多いため、明確に繋がっているとは言い辛い。また『アバレンジャー』に登場する喫茶店「恐竜や」が後のシリーズに名前だけ登場することがよくあるが、これもお遊びの範疇を超えない。作品間に共通するものは、同一のコンセプトに基づいて作られているということだけであり、そのコンセプトとは次の2点である。
「ヒーローは1人だけでは敵怪人に勝てず、全員が力を合わせることで勝てる」という強さの設定がなされることが通例であり、たとえば怪人を倒すときに用いる必殺技にも「1人でも欠ければ繰り出すことが出来ない」等という設定が好んで用いられる。異なる性格やスキルを持つ者たちが協調し、力を合わせて困難を克服するドラマを描くための設定であり、戦隊シリーズの大きなアピールポイントとなっている。チームワークに乱れが生じた結果、任務に失敗するばかりか大ダメージを負ってしまうという話もしばしば見られる。
このようなメソッドは、それまで主流であった「たった1人で悪に立ち向かう」というヒーロー像から逸脱するものであり、それゆえ「たった1人の敵に数人がかりで戦うなど卑怯」「まるでいじめだ」という非難を浴びせられることがある。実際には、敵は多数の戦闘員を率いているし、また怪人は改造人間やロボット、異星人など、生身の人間[2]が強化服を纏っているとはいえ、1人で戦って勝てるとは考えにくい相手であることがほとんどなのだが、そうした点について触れられることは少ない。また、それすらネタにした『激走戦隊カーレンジャー』のような例も存在する。
また、各戦士のマスク・スーツは「デザインはよく似ているが色は原色系で明確に違う」というパターンが例外なく踏襲されている。「追加メンバー」(後述)については、色だけが違う者もいれば、スーツの上にアーマーを装着している者、全く姿形が違う(戦隊スーツでない)者、更に人間とは異なる存在が登場するなど多様である。
以上のようなコンセプトを踏襲しさえすれば、あとは自由であり、その自由度が長期シリーズを可能にした大きな要因である。シリーズに属する作品は対象年齢の低いのもあれば高いのもあり、ハードSFを指向したのもあればファンタジーもあり、熟練された戦士を描いた作品もあれば戦士の成長を描いた作品もあるなど、バラエティに富んでいる。
ただし、シリーズ全体を俯瞰すると明るい作風が主流と言える。深刻なドラマを描いた作品もあるが、基本的に勧善懲悪の図式から逸脱することはなく、視聴者の心にやりきれなさだけが残るような展開は極力避けられている。それは第一作である『秘密戦隊ゴレンジャー』が明るさ一杯の作風で成功したという伝統を受け継いでいるということでもあり、同じ東映によって同時期に放映された仮面ライダーシリーズやメタルヒーローシリーズとの住み分けに起因するものでもある。
彼らは単独で武器を持ち個体戦も取る。追加戦士を除くメンバー全員に配備される共通の武器(光線銃、剣、ロッドなど)に加え、剣・銃火器(大半が中型の火器)・弓矢(大半が光線状の矢を放つ)・長柄武器(槍・ロッド他)などといった、個々の特性に合わせた専用の武器[3]を扱うことも多い。このように個々に配備された武器は、組み合わせることでより大型の武器となり、敵にとどめをさす際に使用されることもある。
また、戦闘直前に全員で名乗りを始め[4]、戦隊名を告げる(中期以降の戦隊は背後で爆発が起こることも多い)、「個人の名乗り - 全員の名乗り」というのが基本的な流れであるが、物語が中盤以降になってくると個人の名乗りを省略するケースも多い。
『地球戦隊ファイブマン』のファイブテクターを始め、『星獣戦隊ギンガマン』の獣装光、『特捜戦隊デカレンジャー』のスワットモードなど、初期メンバーが多段変身、もしくは通常のスーツの上からさらに追加装甲を装着する戦隊も存在する。この場合、それまで個々で違っていた武器が多段変身後には画一化[5]されることが殆どである。その他、多段変身の例外的なケースとしては、追加戦士であるドラゴンレンジャーの装備を受け継いだアームドティラノレンジャー(『恐竜戦隊ジュウレンジャー』)やレッドのみが多段変身を行うアバレマックス(『爆竜戦隊アバレンジャー』)が挙げられる。
怪人に止めを刺すときは、多くの場合メンバー全員が揃って初めて使用できる「集合技」が使われる[6]。その集合技も、長い歴史の中でいくつかのパターンが出来てきた。
一つのボール(多くの場合爆弾と説明される)を全員でパスし合い、最後にリーダーが怪人に蹴りこみ爆発させる。初出は『秘密戦隊ゴレンジャー』のゴレンジャーストーム。これは他作品で「戦隊」のパロディーをする時の常套句の一つともなっている。
各人のエネルギーを何らかの形で、怪人に集中させる。初出は『ジャッカー電撃隊』のジャッカーコバック。武器等のアイテムを使う、使わないは作品により異なる。
全員の共通武器の一斉攻撃。初出は『電子戦隊デンジマン』のデンジイナズマ落としだが、射撃用の武器を使用するのは『鳥人戦隊ジェットマン』のバードボンバーが初。『高速戦隊ターボレンジャー』のプラズマシュートは、直接撃つのではなく射撃で上空にプラズマ球を作って、降下させてぶつける。
全員の共通武器を合体・変化させて、怪人にぶつける。初出は『バトルフィーバーJ』のペンタフォース(Aタイプ)。合体後の形状が、合体前の原型を留めていないことも少なくない。
メンバー全員がエネルギーの球になって、怪人に体当たりする。初出は『科学戦隊ダイナマン』のスーパーダイナマイト。
各メンバーの個人武器による攻撃を、息の合ったコンビネーションで矢継ぎ早に繰り出す。止めとして使ったのは『地球戦隊ファイブマン』(ブラザーアタック)だが、多くの作品では、トドメ前の「弱らせ」の段階で使われることが多い。
大型火器を召喚し、全員で支えてリーダーが撃つ。合体も変形もしない、純粋な大砲なら『光戦隊マスクマン』のショットボンバーが初出。『ジャッカー電撃隊』のビッグボンバーは、メンバー各人が持ち寄ったパーツを合体させて出現するが、あくまでパーツであってそれ以外の機能は持たされていなかった。このパターンは、ファンの間では俗に「必殺バズーカ」と呼ばれる。
上記のバリエーションその1。共通武器・個人武器以外で全員が火器を装備し、それを合体させて巨大火器を出現させる。『電撃戦隊チェンジマン』のパワーバズーカが初出で、これが「必殺バズーカ」の俗称の由来になったと思われる。『バトルフィーバーJ』のペンタフォース(Bタイプ)は、共通武器(コマンドバット)を合体させて火砲にしていた。
上記のバリエーションその2。個人武器を合体させて大型武器(大部分が火器)を完成させる。『超獣戦隊ライブマン』のトリプルバズーカが初。サイズそのものはどうしても他パターンより小さめになるが、威力が特に劣るというわけではない。新戦士の武装を追加合体させてパワーアップすることも多い。
上記のバリエーションその3。武器以外の装備(乗り物等)を変形させて大型火器にする。『地球戦隊ファイブマン』のアースカノンが初。『光戦隊マスクマン』のジェットカノンも飛行機から変形するが、あくまで現場まで輸送するための形態(乗り物が本分ではない)と解釈される。
これらの中から一つないし複数のパターンが選択されるわけだが、決め技を複数持っている戦隊は、「最初の技が破られた、効かなくなったので新たに開発」「敵の特性に合わせて使い分ける」などさまざまな事情がある。『魔法戦隊マジレンジャー』に至っては、各話ごとに毎回違う決め技を使用している。
メインターゲットは特に未就学の男児を中心とする小児全般であるが、『バトルフィーバーJ』以降は、一度の休止期間も無く続いている長寿シリーズであるため、子供として初期の作品を見ていた世代の多くが既に親世代となっていることから幅広い年齢層への浸透もみられ、「戦隊もの」と言うと一般的にはゴレンジャーに始まるスーパー戦隊シリーズのことを指すことが多い。各地のご当地ヒーローの多くが「戦隊もの」であることを考えれば、それだけ世間に浸透していると言える。
『大戦隊ゴーグルファイブ』以来ヒロインに高年齢層の男性ファンが付くようになり、『未来戦隊タイムレンジャー』以降は甘いマスクの新人俳優を多く起用したことで「イケメンヒーロー」とメディアに称される現象が見られた。同時期の平成仮面ライダーシリーズの影響もあって、それまでの特撮ファン層とは異なる若い女性や子供の母親のような新たな視聴者層も開拓することになり、ファン層は確実に高年齢層に拡大している。
『秘密戦隊ゴレンジャー』や『ジャッカー電撃隊』をスーパー戦隊シリーズに含むか否か、異説がある。これは『バトルフィーバーJ』(1979年)の誕生の経緯に起因している。
『バトルフィーバーJ』は、『スパイダーマン』から「等身大ヒーローが巨大ロボの操縦もする」という要素を、『ゴレンジャー』や『ジャッカー』から「集団ヒーロー」という要素をそれぞれ継承しドッキングさせた、少なくとも当時は新ジャンル作品との位置づけで制作されたものである。また、『スパイダーマン』に続くマーベル・コミック・グループとの提携作品として企画されたこともあって、デザインのコンセプトも石森章太郎原作である『ゴレンジャー』や『ジャッカー』との断絶が目立つ。が、翌年の『電子戦隊デンジマン』は、番組名に“戦隊”が入り各戦士が色で区別されるなど、『ゴレンジャー』の流れを汲むという面が色濃く打ち出され、以降の作品に継承されることとなる。
つまり、『バトルフィーバーJ』からシリーズが始まったのか、『ゴレンジャー』から始まったシリーズが途中で巨大ロボ戦という新要素を加えて継続したのか、どちらの解釈に分があるとも言えず、ファンの間でも意識は分かれ、出版物やビデオといった商品においても扱いはまちまちであった。東映としてはどちらの解釈を採るかを正式に表明したことも何度かあったが(#略史参照)、その東映自身がそれに従わず、二種類のグッズを出し続けるという有様であった。
現在では『ゴレンジャー』を第一作とする公式見解が定着しているが、「第一作は断固として『バトルフィーバーJ』」という見解を墨守するファンも存在する。
「スーパー戦隊シリーズ」は「戦隊シリーズ」「戦隊もの」という略称で呼ばれることもあるが、用法に若干の揺れがある。テレビ紹介等では特撮ヒーロー作品は全て「戦隊もの」と扱われる傾向がある。ただし、「戦隊」という言葉自体は普通名詞なので、日本語としては間違っていない。
「戦隊」という語は、1988年にバンダイにより商標として登録(商標登録番号第2074473号)されている。
本来の意味での「戦隊」を現実世界の日本で唯一、組織しうる自衛隊(自衛官)がスーパー戦隊シリーズの作品で描写・設定されることは、各種社会情勢なども絡み、長く例が無かったが、25作目『百獣戦隊ガオレンジャー』にて初めて、元・航空自衛官が戦隊メンバーとして登場した。更に、30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』でも元・陸上自衛官が登場した。
また、「スーパー戦隊シリーズ」は、上記以外にも「レンジャーもの」「レンジャーシリーズ」と呼ばれることがある。
1990年代の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降の作品は、『星獣戦隊ギンガマン』『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の2作品を除いて[7]タイトルが『○○レンジャー』(もしくは『○○ジャー』)となっており、「レンジャーもの」などの俗称はそこからつけられたものだと推測されるが、『ジュウレンジャー』以前はタイトルが『○○レンジャー』になるのは『秘密戦隊ゴレンジャー』『高速戦隊ターボレンジャー』のみである。
異なったタイプの個性的なメンバーによる団結がどのように描かれるかは、戦隊シリーズの大きな醍醐味の一つになっている。
『ゴレンジャー』がこのパターンで大成功を収めたため、後続の作品にも受け継がれることとなった。しかし「ライバル」とはいっても協調性のあるサブリーダーであったり、「力持ち」の場合も『精神力の強さ』や『力強いイメージ』であって必ずしも怪力の持ち主ではなかったりすることも多い。女性メンバーが二人の場合でも「少年」→「直観力に秀でた陽気な女性」、「女性」→「可憐で頭脳明晰な女性」と読み替えたりと、若干のバリエーションを交えながら、長らく戦隊メンバーにおけるこの五類型は有効であった。作品数が増えパターン破りの試みがなされることが多くなるに従い、当てはめるのが難しい作品も増えてはいる。しかしそれでも戦隊を構成する各メンバーが、それぞれ自分に与えられた役割分担をこなすことによってチームワークが維持されるという構図自体は、変わらず続いている。
上記以外の類型として、「笑い・道化」がある。仮に戦隊が実在する組織ならば、未知の侵略者との戦いで自身や仲間が戦死するかも知れないといった「極限状況」に常時さらされていることになり、自ずとその雰囲気も暗くなりがちなはずである。そこにメンバーへの和みや子供番組として本来必要な面白さをも兼ね備える『一服の清涼剤』として、「笑い・道化」の存在は意外と重要なものになっており、大抵の場合は「力持ち」か「少年」タイプの戦士に付随して存在する。但し、複雑・深刻な人間ドラマが描かれる作品では省かれることも多い。また、最近ではこの類型がリーダーに当てはめられるケースも見られ、「主役の中の主役」たるリーダーが、より親しみやすい存在となっている。
どの色がどの役目と結びつくかは、『ゴレンジャー』のパターンを踏襲することが多いが、他の役目と結びつくこともある。『大戦隊ゴーグルファイブ』以降「黒」が戦士の色として台頭してきた際には「サブリーダー」あるいは「ライバル」と結びつくことが多く、以降「黒」は「ライバル」のイメージが強まった。その際には「緑」がいなくなる場合が多いと同時に、「青」が「力持ち」または「少年」にスライドさせられる。また、以降の「黒」が登場しない作品においては「緑」がサブリーダーと設定される場合もある。元祖「ライバル」であるアオレンジャー/新命明は二枚目で尚且つ頭脳明晰であることから、後の作品でも「ライバル」はこのように描写された作品は多い。「少年」は無邪気で明るく、長官やリーダーに対し、やや粗相を見せるキャラクターとして描写される。また、年齢的な面から少年扱いをされる場合もあるが、「少年」といっても『若者らしい純粋さを持ち合わせている戦士』で必ずしも最年少とは限らず、更に上記のように女性戦士に当てられる場合もある。
特別な地位を占めるのは「赤」である。この色だけは、メイン主人公としてすべての戦隊で常に中心メンバーの役割を負う。「リーダー」でない「赤」も存在するが、それはリーダーシップを発揮して他のメンバーを束ねて引っ張る代わりに、1人で勝手に突き進んでそれに他のメンバーがついて行き結果的に他のメンバーを引っ張ることになるという、結局はメンバーの中で最も中心的役割を果たすことになる。正式に「リーダーでない」と明言された「赤」が登場するのは『忍者戦隊カクレンジャー』であるが、リーダーシップに欠ける切り込み隊長型「赤」は80年代後半あたりからすでに散見される。東映によると「赤」が中心の色として選ばれたのは、「ゴレンジャー」の企画時に子どもたちに「好きな色」をアンケート調査した結果、「赤」が断トツだったためだという。なお、2008年現在まで「赤」と「青」だけは一度も欠けたことがない。
なお、「黄」といえばゴレンジャーにおけるキレンジャー/大岩大太、および熊野大五郎を典型とする「デブ」というイメージを持つ人は多いが、そのようなイエローは実はたった4人(『ゴレンジャー』の2人以外では、『大戦隊ゴーグルファイブ』のゴーグルイエロー/黄島太、『鳥人戦隊ジェットマン』のイエローオウル/大石雷太のみ。2008年時点。)であり、「怪力の持ち主」「大飯食らい」を条件に加えたとしても6人のみ(『太陽戦隊サンバルカン』のバルパンサー/豹朝夫、『科学戦隊ダイナマン』のダイナイエロー/南郷耕作)。中でもとりわけ、カレーが好物であるイエローは2008年時点、大岩大太(初代キレンジャー)と豹朝夫(バルパンサー)だけであるが、劇中において単なるカレー好きの範疇を逸脱するほどの大げさな描写がなされていたため「黄色=カレー好き」というイメージを定着させてしまった(『地球戦隊ファイブマン』のファイブイエロー/星川レミ役の早瀬恵子もその印象が強いため当初難色を示したという)。全体的にはパワーファイターやムードメーカーが当てられることが多いが、女性メンバーが2人いる『超電子バイオマン』などや、『爆竜戦隊アバレンジャー』以降の当初3人編成の戦隊(「獣拳戦隊ゲキレンジャー」と第1話時点の「炎神戦隊ゴーオンジャー」が該当)ではヒロインの色として当てられることも多く、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』や『星獣戦隊ギンガマン』では幼さの残る最年少メンバー、『百獣戦隊ガオレンジャー』や『魔法戦隊マジレンジャー』ではクールなNO.2キャラ、『電子戦隊デンジマン』では知性派の科学者(ただし戦闘スタイルとしてはパワーファイター)、『五星戦隊ダイレンジャー』ではですます調のシティボーイなど、実際には多彩なキャラクターを内包しているのは戦隊シリーズに関する「意外な豆知識」の筆頭と言えるであろう。
また、レギュラーキャラクターを演じる役者が双子の場合、レギュラーで出演していない方を敵方もしくは一話完結の形で登場させる傾向がある[8]。その場合、双子の色は視聴者の知覚に影響が無い色にされている(ポケモンショックによる考慮も含まれていると思われる)。ただしこれは、『背格好の似た一卵性の双子で役者をやっている』という条件がついた人物を選ばなくてはならず、業界内でも数が少ない上、毎年双子の役者を配役するわけにもいかないのでそうそうできる事ではない[9] 。
スーパー戦隊シリーズを画期的な存在たらしめた大きな特徴の一つに、女性メンバー、いわゆる戦隊ヒロインの存在を挙げることができる。スーツの色は、女性専用色となっているピンクの他は(多い順に)黄・青・白・銀が既出である。但し、青は男性メンバーの場合に比べて薄めの色(水色)となっている事が多く、白は一部(ラインなど)にピンクが含まれることが多い。なお白は、男性に使われる場合いずれも追加戦士で名前に色名が付いたことがないので、ある意味女性専用の色である(海外版に当たるパワーレンジャーシリーズでは男女問わずホワイトレンジャーとなるが)。金もゲストであるが『特捜戦隊デカレンジャー』でデカゴールドが登場している。未だ、赤・緑・黒が女性色となった例はない(ただし『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のライバルであるメレは共闘の機会が多い事などから、稀に緑として数える事もある)。
それ以前は特撮ヒーロー番組が「小さな男の子が見るもの」という枠を破ることがなかったのに対し、『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場したモモレンジャーは女児から、『大戦隊ゴーグルファイブ』のゴーグルピンクは中高生からそれぞれ熱烈な支持を受けた。いずれも当時は視聴対象として全く想定されていなかった層である。これは、その後の戦隊シリーズ、ひいてはヒーロー番組全体が、作風の幅を広げて視聴者層を拡大していく、その先がけをなすものであったと言うことができる。
それ以前のヒーロー番組においては、戦うのは男の仕事であり女の役目はそれをサポートすることであるという性役割が牢固として存在していた。稀に女戦士のキャラクターが出るとすれば、それは男性主人公の格下パートナーという形でしかありえず、その際の番組名は、たいてい男性主人公の名前と一致する。体格・腕力に性差というものが存在する以上、それは自然なことだったのではあるが、いくら魅力的な女性キャラクターを出したところで、いざ戦闘が開始されれば男の強い力に頼らざるを得ない。そのことに対する不満を明るみに出したのが、戦隊シリーズにおいて初めて登場した「男と対等に戦う女戦士」の存在であったと言える。戦隊ヒロインたちは「メンバーの中では最も戦闘能力が低い」と設定されることがしばしばではあったが、5人全員が揃わなくては必殺技を繰り出すことができない以上、あくまで男と対等・同格なのである。(#作風も参照のこと。)
元来、「男の世界」たるヒーロー番組において、なぜ戦隊シリーズだけがこのような存在を許容しえたのかと言えば、それは戦隊内において「女性」というのは「役割」の名前でもあったからである。(#スーツの色と役割も参照。)リーダーがリーダーの、ライバルがライバルの役割を果たすのと同様に、女性は女性の役割、つまり他のメンバーをいたわることで場に華やいだ雰囲気をもたらし、体力で劣る分は頭脳を駆使して作戦面で仲間をサポートするという役割を担わされたのであり、そのような「優しさ・賢さ」による貢献を果たすことによって初めて対等の立場にいることを許されたとも言い得る。とはいえ、戦隊ヒロインの元祖たるモモレンジャーは爆発物の専門家という立場で爆弾処理や武器開発という他メンバーでは太刀打ちできない場面で十二分に能力を発揮し、格闘においても殊更他メンバーに劣る描写は見られなかった。
長年のシリーズの中で徐々に「女らしくなさ」と「女らしさ」という、2つの相矛盾した点を同時に併せ持つことになり、その矛盾が戦隊ヒロインという存在に独特の魅力を与え、場合によっては足枷となることもあったと言える。
戦隊ヒロインは「紅一点」であるという条件の下に誕生しえたものであり、その意味で『超電子バイオマン』で初めて導入された「女性二人」は、単に人数が増えただけにとどまらない、戦隊ヒロインの枠組みそのものを揺るがす画期的な企図であったとも言える。結果としては、より一層幅の広いヒロイン像を打ち出すことが出来る筈と作り手側が意気込んだ割には、視聴者の反応は賛否に分かれ、紅二点制は4年続いたのちまた1人に戻り、その後は1人になったり2人になったりを繰り返しながら、現在に至ることになる。
2008年現在、ゲスト戦士を含む戦隊ヒロインが最多なのは『特捜戦隊デカレンジャー』の5人(内訳は、レギュラーの「デカイエロー」と「デカピンク」、「デカスワン」(変身前の「白鳥スワン」としてはレギュラー)と「デカブライト」は共にゲスト出演で登場し、劇場版に一瞬ながら「デカゴールド」が確認されている)。これにより劇中で変身したキャラクターでは、追加戦士を含む男性戦士と同数(5人)になっている。
原点たるモモレンジャーこそ、その有能さで独特な魅力を持っていたものの、以後は型にはまったキャラクター像を越える事がなかった戦隊ヒロインも、『超新星フラッシュマン』で名乗りをあえて拒否した辺りから徐々に変化を見せ始める。『未来戦隊タイムレンジャー』でモモレンジャー以来の有能なピンクが主役級の重いドラマを背負って登場し、『魔法戦隊マジレンジャー』のヒロイン2人は「超電子バイオマン」以来の乙女&男勝りではなく、天然&しっかり者という、従来とは異なるパターンであった(電磁戦隊メガレンジャーもそうといえるが、強調されていない)。これらの作品は女性脚本家がメインであった事も大きいのかも知れない。
海外向けの『パワーレンジャー』では男女平等を意識し、日本版では女性が1人しかいなかった作品にも敢えて女性を2人入れる場合が多い。その際にもう1人のヒロインの色として選ばれる色は、第一作に相当する『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のタイガーレンジャーなど、大抵黄色である。
年齢設定がメンバーの中で年少の方である。ただし見方を変えると、同時期に他メンバーより若い年齢で戦士として選ばれる訳であるから、他メンバーに引けを取らないだけの「戦士としての素質」を持つと言うことも出来る。
兄弟戦隊3作においては、それぞれ上から順に『地球戦隊ファイブマン』が「男男女女男(下2人は双子)」、『魔法戦隊マジレンジャー』が「男女女男男」、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』は末っ子のみ女性となる。
OP映像での紹介順は、基本的には1人なら最後、2人なら4番目と5番目など、後の方である(追加戦士がいる場合は追加戦士が後ろに回る)。例外としては以下が挙げられる。
『秘密戦隊ゴレンジャー』のペギー松山/モモレンジャー、『ジャッカー電撃隊』のカレン水木/ハートクイン、『超獣戦隊ライブマン』の岬めぐみ/ブルードルフィン、『爆竜戦隊アバレンジャー』の樹らんる/アバレイエロー、『炎神戦隊ゴーオンジャー』の楼山早輝/ゴーオンイエローは3番目(ゴレンジャーのOP映像では、本来は2番目であるべきアオレンジャーが最後(5番目)に紹介されるため、4番目であるはずのモモレンジャーが1つ繰り上がって3番目に紹介される。また、ジャッカーの場合は、エース・ジャック・クイン・キングの順(追加戦士のビッグワンはキングの後)で紹介されるため。そしてライブマン、アバレンジャー、ゴーオンジャーの場合は元々3人編成(ゴーオンジャーは第1話のみ)での最後(3人目)だったが、途中から5人編成(アバレンジャーの場合は4人編成を経て5人)になり追加の2人がそのまま後ろに回ったため、5人中の3番目となった)。
リーダーだった『忍者戦隊カクレンジャー』の鶴姫/ニンジャホワイトと『未来戦隊タイムレンジャー』のユウリ/タイムピンクはレッドに次いで2番目(ただし、タイムピンクの武器(ボルスナイパー)やタイムジェットに書かれている数字は5である)。
戦士になった順に紹介される『鳥人戦隊ジェットマン』では、鹿鳴館香/ホワイトスワンが2番目、早坂アコ/ブルースワローが4番目(ただし、2人の乗るジェットマシンに書かれている数字はジェットスワンが4(IV)、ジェットスワローが5(V)である)。
『忍風戦隊ハリケンジャー』、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』では、女性は3人中2番目(ゲキレンジャーの場合は2人追加で5人になる。ハリケンジャーの場合はゴウライジャーとの和解後は3人の後にゴウライジャーが紹介される)。
兄弟戦隊である『魔法戦隊マジレンジャー』では、末っ子のマジレッドから年齢の若い順に紹介されるため小津麗/マジブルーが3番目、小津芳香/マジピンクが4番目。
また、『魔法戦隊マジレンジャー』の名乗りでは、マジレッドから名乗る場合は3番目と4番目、マジグリーンから名乗る場合は2番目と3番目になる。なお、同じく兄弟戦隊の『地球戦隊ファイブマン』では年齢順に名乗ることはなく、女性は2人とも後になる。
変身前の服装がミニスカートやホットパンツ(悪役の女性幹部の場合はビキニアーマーやボンデージなどに類似した衣装)であることも多く、これについては子供と一緒に番組を観る父親や古参ファンなど高年齢層の男性視聴者へのサービスと解釈できなくもない。ただしヒロインだけではなく悪役も含め、およそ戦闘には不向きと思われるほど過度に脚や肌を露出する非実用的な服装でもあることから 、一部からは批判の声が上がることもある。また、番組ホームページなどにおけるリハーサルの様子を撮影した写真でも、女性出演者の多くが夏でもバスタオルを腰に巻いたりしていることから、その苦労がうかがわれる。また、夏のエピソードでは必ずといって良いくらい海やプールでヒロインが水着を披露するというエピソードが描かれていたが、『地球戦隊ファイブマン』から『忍者戦隊カクレンジャー』までのシリーズでは排除された(ただし、『五星戦隊ダイレンジャー』ではヒロイン水着披露エピソードが再び描かれたが)。これは主な視聴者層である幼児層の目線を意識した展開を蔑ろにしてはならぬというスタッフの配慮と思われるが、このヒロイン水着披露の排除には視聴者はおろかスタッフ内でも意見が分かれたらしく、夏恒例のヒロイン水着披露は『超力戦隊オーレンジャー』から復活し、『未来戦隊タイムレンジャー』までのシリーズで継続して行われたが『百獣戦隊ガオレンジャー』以降の作品では一切行われていない。『忍風戦隊ハリケンジャー』のように海水浴のエピソードが描かれても、ヒロインは水着を披露せず悪役の女幹部だけが水着を披露するという展開になっているという徹底ぶりである。(ただし、アバレンジャーとボウケンジャー[10]では、夏に公開される劇場版でヒロインの水着姿を披露している。)
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』以外すべての作品でヒーローの増員が行われている。また、それら以前にも一部の作品に存在する。初代追加戦士は『ジャッカー電撃隊』における『ビッグワン』だが、これは彼という個人ヒーローの指揮下に既存のメンバーが収まったという形であり、異色をはなっている。『超獣戦隊ライブマン』では当初3人編成だったところに番組のテコ入れとして黒・緑の2名が加わっている。『光戦隊マスクマン』では1話限りのゲストとして『X1(緑)』が登場しているが、これが以降の6人目のはしりとなっている。デザインは色だけが違う者もいれば、スーツの上にアーマーを装着している者、全く姿形が違う(戦隊スーツでない)者、更に人間とは異なる存在が登場するなど多様である。
『バトルフィーバーJ』以降、戦闘用巨大ロボット(作品によってはロボットではなく、意志を持つ巨大な生命体として設定される場合もある)による戦闘シーンが登場し、本シリーズにとって必要不可欠の要素になる。また、そのシリーズのエピソードのラスト近くで展開する山場や見せ場でもある。
等身大戦で敵怪人に致命傷を与える(致命傷を受けなくても優勢または劣勢に立たされているときに巨大化したり、最初から巨大な怪人も存在する)。
出撃したメカ数体が合体し、巨大ロボが完成(合体前に戦闘を行う場合や、反対に合体した状態の巨大ロボを直接呼び出す場合もある)。
巨大ロボを操縦して怪人に最終的なとどめを刺す(『未来戦隊タイムレンジャー』のように怪人を完全に抹殺せず、生きたまま捕らえるという設定もあった)。
とどめを刺した後、合体を解除して基地へ帰還する(2008年時点でそこまで描かれた巨大ロボはシリーズ中、『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムロボのみ)。
というのが基本フォーマットのプロットとなっているが、他にも多数のバリエーションが存在する。メカの色は基本的には操縦する戦士のスーツの色に対応しており、メカのモチーフはそのシリーズのモチーフに合わせたものになる。
また、これらのメカは非戦闘時には基地・研究所・飛行場等に隠されている格納庫に収納され、巨大化した敵が出現した際には呼び出される。初期作品などでは巨大航空母艦等で戦場へ輸送されるという描写が多く見られた。また、ロボを構成するのが生命体である場合は、何処からか召喚されたり、あるいは自らが変化するという方法が取られる。他にも、基地自体が変形して超巨大ロボになる場合もある。
シリーズを重ねるごとに、この巨大ロボ戦には以下に挙げたような様々な要素が組み込まれるようになった[11]。これによって、変形合体などのシステムは年々複雑化する傾向にある。
戦士自身の巨大化変身(『カクレンジャー』・『星獣戦隊ギンガマン』・『魔法戦隊マジレンジャー』他[13])
「マルチ合体」用パーツによる新ロボ及びスーパー合体(『轟轟戦隊ボウケンジャー』・『炎神戦隊ゴーオンジャー』他)
作品中に最初に登場する巨大ロボは『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のゲキトージャ以外[14]すべてが剣を装備しており、大抵はこれを必殺武器として用いる。無論銃や槍などの他の武器を使ったり、肉弾戦やビームを必殺技に持つロボもいる。なお、シリーズで最初に銃を装備したロボットは『光戦隊マスクマン』のグレートファイブである。
また、スーパー合体後の巨大ロボは『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムロボシャドウαや『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のブラックマックスビクトリーロボ等を除き、合体前の1号ロボとは対照的に固定武装による砲撃や肉弾戦を必殺技とすることが多い。これについては、スーパー合体によりさらに動きにくくなった着ぐるみでは剣などの手持ち武器を使いにくいことが主な理由であると思われるが、他にも一時期競合していた『勇者シリーズ』のグレート合体との差別化を図ったという見方もある[15]。
2008年現在、スーパー戦隊シリーズで巨大ロボの合体パーツになる巨大メカが最多なのは『ボウケンジャー』の18機[16]である。また、使われるメカが最も多い巨大ロボは『ゴーオンジャー』のエンジンオーG12(12機)となっている。
巨大ロボットは毎年バンダイを主とする玩具展開上の中心的位置に存在していて、過去にはこれらの販売不振によって、本シリーズ終了の噂が玩具流通業界などで発生した事もある。また、この巨大ロボの玩具が超合金ブランドとして発売されていた時期もあった。対象年齢が低いことと合体・変形を重視する面があるため形状としては棒立ちが多いが、近年のミニプラシリーズ等では立体可動も可能になっている。
物語の展開上、怪人との戦闘等で特定のメンバーが「戦死」する、或いは「退場」する、若しくは「消息不明」になるパターンがある。古くは、『秘密戦隊ゴレンジャー』でのキレンジャー交代劇(計2回)が、それぞれ「退場」・「戦死(にともなう復帰)」に該当、『バトルフィーバーJ』でのバトルコサック交代劇は「戦死」、同じく『バトルフィーバーJ』でのミスアメリカ交代劇や『太陽戦隊サンバルカン』でのバルイーグル交代劇などは「退場」の代表例として挙げられる。また、放映当時から衝撃的な「戦死」として挙げられることが多い『超電子バイオマン』でのイエローフォー交代劇も含め、これらシリーズ初期の「退場」・「戦死」は、いずれも当初から予定されたものではなく、キャストの側の都合に合わせるためのものであったとされる。詳しくは、各作品ページを参照のこと。
交代劇とは関係の無い「戦死」としては、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドラゴンレンジャー・ブライ以降恒例化した「追加戦士」たちばかりで、そのドラゴンレンジャー・ブライを筆頭に、『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムファイヤー、『忍風戦隊ハリケンジャー』のシュリケンジャー(但し、Vシネマ『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で再登場するため、真偽は不明。)、『爆竜戦隊アバレンジャー』のアバレキラー、終盤に和解を果たした後戦死した『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の獣人メレと黒獅子リオが該当(厳密には、戦闘が直接の死因ではないケースも含まれる)。また、『鳥人戦隊ジェットマン』のブラックコンドル・結城凱は、敵組織が壊滅した後に(戦闘とは関係なく)死亡している。
その他にも、物語上の一時的な「退場」例として、『星獣戦隊ギンガマン』のヒュウガ(黒騎士)や『爆竜戦隊アバレンジャー』のアスカ(アバレブラック)は、いずれも第一話から登場する「当初メンバー」・「本来の戦士」でありながら、途中で一時的に「消息不明」になり、そのまま一定期間登場せず、後に復帰するという「追加メンバー」・「追加戦士」としての面も有する、いずれもブラックの戦士たち[17]である。 また、一時的な「戦死」(最終的には生き返る)は、現在のところ『百獣戦隊ガオレンジャー』のレッドとシルバー以外の4人、『魔法戦隊マジレンジャー』のヒカル(マジシャイン)と小津勇(ウルザードファイヤー)が該当する。
本シリーズは約30年の歴史がある事から、歴代の戦隊メンバーとしての出演経験者だけでも、累計で既に170名を超える(途中交替やいわゆる『6人目の戦士』も含む)。
本作に戦隊メンバーとして出演する俳優については、初期作品では若手アクション俳優やスタントマンとそれらの予備軍的な存在が中心であったが、現在では舞台やテレビドラマの経験者からモデルなどの演技未経験者まで多彩な顔ぶれが見られている。また、本作が芸能人としてのデビュー作であったり、出世作になったという者も少なからず見られ、主演する以前にそれまでのシリーズにゲストとして出演していた例も珍しくない。
「世間一般への浸透」で述べた様に番組出演が多くの人々の注目を集めること、放映期間中は事実上番組の専属に近い出演契約の状態になる[18]が、その1年間は安定した収入を得られながら1つの役柄に専念して取り組む事が出来る[19]こと、撮影を通じてアクションや特殊撮影の場面での立ち回り方、さらには吹き替えの技術を習得する事が可能なことから、最近では本シリーズは若手の俳優や駆け出しのタレント、彼らを擁する芸能プロダクションにとっては、出世への登竜門や演技力研鑽のための機会として認知されている。
クランクアップ後もしばらくは番組の放送が続いており、その間は遊園地でのアトラクションやトークショーといった数々のイベントがあり、更にクランクイン以前における演技指導や製作発表記者会見、作品放映完了後に制作される事もある関連のVシネマ作品への出演なども含めれば、実際には2年近く番組に携わる事になる者もいる。また、自身が関連した作品が完全に終了した後にもシリーズ後継作品に6番目の戦士・敵幹部・1話のみのゲスト等として出演したり、『メタルヒーロー』シリーズ・『平成仮面ライダー』シリーズへの出演[20]、『超忍者隊イナズマ!』シリーズなども含むVシネマや時代劇など、東映が関連する映像作品への出演の機会を得る者も少なからず見られるなど、本シリーズの配役を得る事によって期待できる恩恵は単純な出演の収入や知名度の向上だけにとどまらず、若手の俳優にとっては決して小さなものではない。
この様な事情もあって近年ではオーディションの競争率も数百倍に達し、子供向け番組とは思えないほどの「狭き門」となっている。また主役として出演した場合でも、爆竜戦隊アバレンジャーの仲代壬琴役を田中幸太朗と競った林剛史、特捜戦隊デカレンジャーの赤座判番役を載寧龍二と競った出合正幸などのように、過去のシリーズや他の特撮作品におけるオーディションの最終選考まで残りながら不合格となっていた経験を持つ者もいる。
オーディションへの参加範囲は俳優や俳優志望者はもちろんのこと、元子役、モデル、グラビアアイドル、バラエティ系の若手タレント、野球やサッカーなどのプロスポーツの元選手、体操競技や新体操といった各種スポーツの元日本代表候補クラスの選手など、出身ジャンルや経歴も非常に多岐に渡り、更には本業ミュージシャンが「芸能活動の幅を広げるため」としてオーディションに参加するケースも見られる。そのため、宮内洋や大葉健二の様にシリーズ黎明期には主流であった、自身で本格的なスタントや擬闘までこなせるアクション専門の若手俳優が起用されることは、現在では殆ど見られなくなった。しかし後年に至っても照英の様に、本シリーズ出演が一つのきっかけとなって擬闘や殺陣の技術を身に付け、アクション系の俳優として才能を開花させた者もいる。
番組終了後も、本作シリーズ出演で培われた演技・アフレコの技術を礎にして、俳優業や声優業を中心に息の長い活躍を続けてゆく者が多い。声優の道を選んだ者の中には、土田大や岸祐二、内田直哉、中田譲治、西凜太朗、松風雅也、菊地美香等がおり、後年に至って怪人の声の担当などで再び起用された者もいる。また、上述した様に時代劇などの東映が関連する映像作品や舞台公演で起用される者も見られる。しかしその一方で、ケイダッシュ移籍後の永井大のように出演作品の放映終了後に子供向け特撮作品に俳優を出演させない事務所へと移籍したり、さとう珠緒のように盛業となってゴールデンタイムのドラマ・バラエティ番組に頻繁に出演する様になると、所属事務所が本シリーズ出演の芸歴を伏せ、キャリアとして表に出さなくなる者も見られる(ただし、さとう珠緒本人はバラエティ番組等で時々変身ポーズを披露している)。
戦隊メンバー以外のレギュラーや端役などの出演者は、番組の性格もあってコメディアンや子役が多いが、一方で親世代が懐かしむ様なベテラン俳優や声優が出演することもあるなど、こちらも幅が広く、この方面のファンにとっても見逃せないものである。更に『バトルフィーバーJ』では東映のチャンバラ映画全盛期の名優である東千代之介が登板して存在感を放ち、物語終盤では戦闘シーンにまで参加するなど、東映ならではのキャスティングも随所に見られる。さらに、現在は有名になった芸能人が無名時代に意外な役でゲストとして出演していることもある。
また、かつて悪の組織の女幹部役には、東映の成人向け映画の女優やAV女優を起用するパターンが多かったが、『忍風戦隊ハリケンジャー』でフラビージョを演じた山本梓の人気がブレイクした辺りを契機に、この出演枠も若手グラビアアイドルの登竜門としての地位を築きつつある。しかし2008年の『炎神戦隊ゴーオンジャー』で、及川奈央が敵組織幹部を演じる事になり、久々のセクシー女優起用となっている。
仮面ライダーシリーズと同じく、初期の作品においては同一の声優が複数の怪人の声を担当するのが一般的であり、これら声優の氏名がクレジットで表示されることも殆ど無かった。しかし、最近では個々の声優の存在がメジャーなものとなりつつあり、子供を中心とした視聴者も声を聴き分けられることが珍しくなくなったため、一人の声優が担当する怪人は基本的に1体のみであり、声優の氏名もクレジット表示される状態になっている。
まれに、レギュラーメンバーの親族がゲスト出演することもある。『太陽戦隊サンバルカン』では豹朝夫役の小林朝夫の実父である小林亜星が豹朝夫の父親(豹朝太郎)役として、『忍者戦隊カクレンジャー』ではジライヤ役のケイン・コスギの実父であるショー・コスギがジライヤの師匠(ガリ)役として、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』では巽世界(たつみモンド)役のマイク眞木の実子である真木蔵人がゴーレッド/巽纏(たつみまとい)の先輩(工藤)役としてそれぞれ1話のみだが親子で共演している。また戦隊メンバーの出演者に実際に双子の兄弟がいる場合は、コピー体などとして出演(『五星戦隊ダイレンジャー』、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』等)している場合もある。
他に、本シリーズにおいてその存在感を長きに渡って発揮した、特筆すべき人物としては曽我町子が挙げられる。曽我は2006年に急逝したが、その直前にも『魔法戦隊マジレンジャー』へゲスト出演しており、訃報の際にはマスコミが「初代『オバQ』の声優」として報じたのに対して、ネット上では「ヘドリアン女王様(あるいは魔女バンドーラ、天空大聖者マジエル)が亡くなられた」と、マスコミの予想外の年齢層から逝去を惜しむ声が多数上がり、これをNHKが子供向けニュース番組で取り上げるということも見られた。
また、変身メンバーではないものの、春田と菊地美香(『特捜戦隊デカレンジャー』のデカピンク/胡堂小梅)は戦隊ロボ(『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』の炎神大将軍)の役(正確には炎神大将軍を構成する炎神、獅子之進と月之輪の人間体および声だが)で出演している。その他、俳優・声優の両面で活躍している岸祐二は上記の『ハリケンジャー』以外のスーパー戦隊シリーズ(TVシリーズ・Vシネマ両方及び海外シリーズ)でも様々な作品に戦隊・悪役両方で出演している。また忍風戦隊ハリケンジャーでフラビージョを演じた山本梓は『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』、『『特捜戦隊デカレンジャー』劇場版』、『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』に同じフラビージョの役で出演した。
日本の芸能においては、その歴史的な経緯などから俳優業の中でも声優業は事実上専業化されている一面があり、「俳優」と「声優」の間にはある種の境界線が存在する。だが、本シリーズにおいてはその特性上、他ジャンルの番組と比べてその境界線についてかなり曖昧な一面がある。
実際、主に「声優」としての活動で知られる役者が、顔出しで「俳優」として出演することが多いのも、本シリーズの特徴である。代表的な例としては前出の曽我町子や、超獣戦隊ライブマンでナレーション出演した後に、恐竜戦隊ジュウレンジャーにゲスト、五星戦隊ダイレンジャーに準レギュラーとして出演した桑原たけし、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』にて準レギュラーとして出演した宮村優子、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』に準レギュラーとして出演した井端珠里が挙げられる。
逆に、『超新星フラッシュマン』『超獣戦隊ライブマン』などで悪役を務め共演した中田譲治や広瀬裕、『五星戦隊ダイレンジャー』でレギュラー出演した西凛太朗(現・西凜太朗)のように、元は顔出しがメインだった「俳優」の役者が、本シリーズへ関わった事でアフレコの技術を習得したり、共演した「専業声優」の役者に誘われるなどの経緯でアニメや吹き替えに携わる様になり、後に「声優」を本業とする活動形態に転向した例は多い。
また、『忍風戦隊ハリケンジャー』での島田敏、『爆竜戦隊アバレンジャー』での銀河万丈や篠原恵美など、「声優」としてレギュラー出演をしながら、その役とは全く別の役で、「俳優」として顔出しでゲスト出演するケースも見られる。さらにその特殊なパターンとして、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』では宮村優子が声優ではなく俳優として準レギュラーを演じ、さらに追加戦士(Vシネマ版のみではあるが)となったパターンも存在する。
更に、最近年作である『魔法戦隊マジレンジャー』の磯部勉、『轟轟戦隊ボウケンジャー』の森田順平と2年連続で、シーズン当初はレギュラー・準レギュラー怪人の声を演じる純粋な「声優」として出演しながら、物語の後半においてその怪人の正体である人間の姿を同一の役者が顔出しで演じる、という例が相次いだ。なお、レギュラー・準レギュラーに限定しなければ、怪人の人間体を声をあてた声優自身が演じたという例は過去にも多数存在する。
2006年夏には通算放送回数が1500回目を達成した(轟轟戦隊ボウケンジャーのTask.19/第19話が放送された2006年7月9日が通算1500話となっている)。
『フラッシュマン』、『ファイブマン』、『オーレンジャー』、『カーレンジャー』は3月開始、翌年2月終了。
かつては、毎週土曜19:30 - 20:00(ネットチェンジでTBS系に移動した仮面ライダーシリーズの後枠として)、毎週土曜18:00 - 18:30(のち18:25、大阪だけ『部長刑事』放送に伴った変則編成で金曜17:30 - 18:00(のち - 17:55)に遅れ放送)、毎週金曜17:30 - 17:55に放映されていたが、1997年の『電磁戦隊メガレンジャー』第8話以降は、キー局の夕方ニュース枠の拡大や夏の高校野球のため、毎週日曜7:30 - 8:00に放送時間を変更して放送されている。
日曜移動後は、裏番組の『がっちりマンデー!!』・『報道2001』・『遠くへ行きたい』等と互角であったが、過去には日曜朝に裏番組として移動してきた『道浪漫』を終了に追い込んだ。
しかし、2006年10月からテレビ東京が『ポケモン☆サンデー』を1時間に拡大し裏番組となってからは、対象視聴者層の奪い合いとなり、少子化の影響も相まって、これらと競合関係にならない『がっちりマンデー!!』や『遠くへ行きたい』に視聴率で差をつけられるようになっている。
金曜夕方5時30分枠・未期(1996年)ごろ、新潟テレビ21・岩手朝日テレビ・山口朝日放送がそれぞれ平日夕方5時から2時間枠(「ステーションEYE」内包)のローカル生ワイド番組を放送する関係上、夕方4時30分に放送されたことがあった。また、新潟テレビ21は翌朝6時にネットセールススポンサーつきで再放送された。
※2003年10月以降はスーパーヒーロータイム枠第1部&2007年3月以降はニチアサキッズタイムとして放送開始
1997年『メガレンジャー』の第8話より、それまでの金曜夕方5時30分開始という放送時間が現在の日曜朝7時半開始に変更されたが、それ以降、毎年6月第3週はアメリカのゴルフ男子4大メジャーの第2戦目の『全米オープンゴルフ中継』[22]を、毎年6月第4週は世界のゴルフ女子4大メジャーの第3戦目の『全米女子オープン中継』[23]を中継する関係で放送を休止する。年によって、年末年始は特番のため、休止することもある。
1989年1月7日には昭和天皇崩御に伴う報道特番を放送したため、その日の放送予定だった『ライブマン』を休止し、放送出来なかった分は翌週に放送された。
1995年10月6日にはオウム真理教幹部逮捕の報道特番を放送したため、『オーレンジャー』を休止した。
1996年12月13日には長野県小谷村の土石流災害に伴う報道特番を放送(扱いとしては『ステーションEYE』の枠拡大)したため、その日放送予定であった『カーレンジャー』を休止した。その回と12月20日放送回のエピソードがクリスマスを題材にしており、かつさらに次の週(12月27日)は年末特番のため放送枠が組まれていなかったことから放送の順延ができず、翌週(12月20日)は休止分の回と元々の放送予定回を2本立てで放送し(関東地区の場合)、年内の放送を終了した。
富山県 KNB 北日本放送(NTV系、火曜15:55 - 16:25)※約5ヶ月遅れており、全国で最も遅い放送である。
フジテレビは主として、編成上の都合でゴールデン枠を外れたアニメを裏番組に据えていた。それ以外の期間は殆ど再放送枠。
戦隊ごとで、マスクやスーツ、変身アイテム、乗り物等のどこかに数字(1 - 5、I - V、数字を連想させる図柄やラインの数等も含む)を割り振っている場合が多い(追加戦士にはつかない場合が多いが、ついている場合もある(ガオシルバー、デカブレイク等))。
ゴレンジャーの「カシオペア」、カーレンジャーの「じどうしゃ」等のように、変身するメンバーの名前の頭文字を繋げるとある言葉になる戦隊がいくつか存在する(タイムレンジャーのみ3文字目)。また上記のようにつなげて言葉になるわけではないが、変身後のカラーと共通している苗字(デンジマン他)や、モチーフに関連した単語が含まれる(サンバルカン他)のように、何らかの規則性に沿ってメンバーの名前がつけられていることもある。
『科学戦隊ダイナマン』以降、最終回またはその直前に、変身前を演じる役者達が自らスーツに入って演技すること、スーツアクターの面々が顔出し出演することが恒例になっている。但し、『フラッシュマン』や『ゴーゴーファイブ』『ハリケンジャー』『ゴーオンジャー』等のように、変身した状態で素顔を見せる演出が多い作品では、第1話から変身前の役者がスーツを着て演技する場面が登場する。
『五星戦隊ダイレンジャー』以降、毎年恒例のクリスマスにちなんだエピソードを導入しているが、キー局(テレビ朝日)の本放送日に合わせて制作・放送されるため、一部ローカル局では放送遅延により正月以降にクリスマスの話が放送されるといったことも起こる。
『爆竜戦隊アバレンジャー』以降、EDのオマケ映像がスタート(なお『アバレンジャー』のみ本編のエピローグで、そのまますぐに予告が入る)。
2003年の『爆竜戦隊アバレンジャー』より、ほぼ毎年東映太秦映画村等での京都ロケも実施されるようになった。2006年の『轟轟戦隊ボウケンジャー』では京都ロケは行われなかったが、これは撮影スケジュールの都合が付かなかったことによる[24]。
『特捜戦隊デカレンジャー』以降、最終話のEDと新戦隊予告との間の提供テロップの映像(作品によっては逆の場合がある。)で、現戦隊のレッドから新戦隊のレッドへのバトンタッチを演出する場面が放映される。放映後は旧戦隊のDVDの最終巻にノンテロップで収録。
『ゴレンジャー』から『ライブマン』までの提供クレジットはブルーバックであり(一部の作品では主題歌が流れている)、『ターボレンジャー』から『ゴーゴーファイブ』までは静止画(一部は『タイムレンジャー』も含む)、『タイムレンジャー』以降は映像に差し替えている。
但し、【Template:スーパー戦隊シリーズ】(↓最下部)に含まれるものについては、そちらを参照。
東京都品川区に所在。「天王洲ふれあい橋」や「天王洲アイルのボードウォーク」など、近年の作品中に頻繁に登場する「水辺」シーンの多くをここでロケ撮影。
東京都港区に所在。特に、屋外に位置する「水の広場」では、近年の作品中にて頻繁に登場する「噴水」シーンをロケ撮影。また、その他の屋外でも多くの「水辺」シーン、屋内での「ビル内」シーンのロケ撮影も。
バンダイ(1975年のシリーズ黎明期より現在まで一貫して登板。新製品の戦隊シリーズキャラクター商品のCMが最初に流れるときは番組終了後に放送)
バンプレスト(関連グッズの製作を手がける。同社制作のゲーム「コンパチヒーローシリーズ」などにも毎回のようにキャラが登場。なお、スポンサーは含まれていない。)
商品の発売は『秘密戦隊ゴレンジャー』、『科学戦隊ダイナマン』 - 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』まで。
朝日放送では2001年の閉鎖まで大阪後楽園ホテルのCMが放送された。それ以降は東京ドームホテルのCMが放送されている。
瀬戸内海放送では2008年3月まで城島おもちゃ王国と城島後楽園ゆうえんちのCMを放送されていたが、2008年4月以降は東京ドームホテルのCMが放送されている。
九州朝日放送、熊本朝日放送ではキャラクターショーを行っている城島後楽園ゆうえんち(現在はセントレジャー・オペレーションズの傘下)のCMが放送されている。
電撃戦隊チェンジマン - 百獣戦隊ガオレンジャーまでの子ども向けソーセージなどのキャラクター商品が発売されたが、2001年の雪印牛肉偽装事件の影響で撤退。
撤退した雪印食品を引き継ぎ忍風戦隊ハリケンジャー以降の子ども向けソーセージなどのキャラクター商品が、現在まで発売。
1998年の会社更生法申請の影響で撤退。アキレスが版権移動するまでは、公共広告機構のCMでつないでいた。
通常は番組終了時に放送されるため提供表示はなし。ただしバンダイが新製品の戦隊シリーズキャラクター商品のCMが初めて放送されるときは番組内で放送される。その場合でも提供表示はなし。
マツダ(旧社名「東洋工業」時代から。一時期は、マツダの販売チャネルのブランドとして存在していた「AUTOZAM(オートザム)」名義の時も有った。)
全てブラジルのテレビ局「Rede Manchete」で放映される。とりわけ最初に放映された『電撃戦隊チェンジマン』は同時期に放映されたメタルヒーロー『巨獣特捜ジャスピオン』と共に絶大な人気を博した。[25]
フランスのテレビ局「Canal Plus」が『バイオマン』の最初の放映を、「TF1」が『バイオマン』の2回目および他2戦隊の放映を行う。
韓国では現在戦隊シリーズを『パワーレンジャー』のタイトルで放映中(『パワーレンジャー』はタイトルだけで、中身は戦隊シリーズ)。また、過去に『フラッシュマン』などのビデオがリリースされ、人気を博した。
^ 参考文献『秘密戦隊ゴレンジャー大全』(双葉社・2001年発行)P18?19記載の平山亨のインタビューより。
^ 敵怪人と同等の存在である戦隊は『ジャッカー電撃隊』(サイボーグ)のみで、しかも「変身装置を携行できない=自由に変身できない」という制約がある。また『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムグリーンも敵と同じく宇宙人だが、身体能力は地球人と同等。なお『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエローのように生身でも特殊な能力を持つ者も存在するが、そうした力は戦闘以外の面で活用されることが多く、戦闘時に使われる特殊能力は「多少有利になる」という程度の微弱な効果しか無いのが原則である。
^ 『秘密戦隊ゴレンジャー』や『バトルフィーバーJ』、『激走戦隊カーレンジャー』などは、戦闘中でも全員が揃った時点で名乗りを始めることもある。その場合は、各人が戦闘員を倒しながらタイミングを見計らって名乗っていくことになる。
^ 『高速戦隊ターボレンジャー』から、メンバーの個人技で止めを刺すケースも出てきたが、そこに至るまではやはり、メンバーが一致団結して事に当たる必要があったのだ、と説明されることが多い。
^ ダイレンジャーの知(キリンレンジャー)とコピー体、ゲキレンジャーの深見レツ(ゲキブルー)と偽者(双幻士シユウの分身)などがある。またダイレンジャーで共演した土屋兄弟は後にカクレンジャー(鶴姫の家来である太郎と次郎)や、スーパー戦隊ではないがビーファイター(甲斐拓也(ブルービート)とシャドー(ブラックビート))などでも共演している。
^ 一般的には本人と変身後の姿を共演(ボウケンジャーでの最上蒼太(ボウケンブルー)とヴリルブルーなど)させたり、スーツを二着以上使用して変身後の姿同士を共演(ガオレンジャーと偽ガオレンジャー(コピーオルグによるコピー)など)させたりしての撮影が主流。その他、スーパー戦隊ではないがエクシードラフトでの大熊拳(ドラフトキース)と清水千代松のように、一人の人物を合成共演させる方法もある。しかしこの場合CGなどのシーン作製に時間がかかる上、会話はともかく修正の難しい生身の戦闘などにおいてはどうしても不自然なカットが目立つ(チェンジマンでは、鏡を使った合成シーン(渚さやか(チェンジマーメイド)と偽さやか(ミラルカの変身体))が用いられている)。
^ また、ボウケンジャーではあるエピソードで、戦隊メンバーの脳内イメージの中で、ヒロインのみならずほぼ全員の水着姿が登場している。
^ 厳密には『高速戦隊ターボレンジャー』でロボットに「精霊」が宿り、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で初めて機体などを全てが「巨大な生命体」という設定が盛り込まれた。
^ 厳密には『カクレンジャー』の「獣将」はロボとの融合で、実際の巨大化は『ギンガマン』の「黒騎士→重騎士」が初めて。ただし人間体を持たない戦士では『カクレンジャー』の「ニンジャマン」が初。またそれ以前に、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の「ドラゴンレンジャー ブライ」は敵だった頃に敵のボスの力で巨大化したことがある。
^ ただし、テレビシリーズのレギュラーとして。劇場版やゲストも含めれば『百獣戦隊ガオレンジャー』が最多。
^ これら2例とは若干異なるが、『忍風戦隊ハリケンジャー』の霞一甲・一鍬兄弟(ゴウライジャー)や『轟轟戦隊ボウケンジャー』の伊能真墨(ボウケンブラック、初期からのメンバー)もまた、最終決戦直前の数話のみ「消息不明」になった戦士である。
^ 戦隊メンバーとして出演している者は、放映期間中は東映の許可なく他のテレビ番組に出演する事はできない契約である事は、過去の作品の複数の戦隊メンバー役経験者がテレビのバラエティ番組などで語っており、広く知られている。ただし、近年では放映期間中でもバラエティ番組や情報番組で、若手俳優の注目株として注目され、ゲスト出演する機会が増えているため、現在もそこまで拘束力のある契約が交わされているかどうかは不明。
^ この様な長期スパンで企画・制作されるドラマ作品は、現在では他にNHKの大河ドラマくらいしかなく、さらに若手の俳優たちが中心となるという意味では、本作は比類なき存在である。
^ 「宇宙船」Vol.121 2008夏[復活2号](ホビージャパン刊)内の會川昇へのインタビュー(106P)より。
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