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ジャパネット たかた 音楽配信メモ iPodの音質は「悪い」のか?
ジャパネット たかた パソコン 音質とは 長年廃盤だった宍戸留美の復刻ベストが。『地球の危機』も『恋はマケテラレネーション』も収録。『ママ、悩んでるよ』は超名曲。アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 宍戸留美 / 宍戸留美
下のMusical Batonで「iPodより音質が格段に良い」と書いたら読者の人から「それって本当ですか?」という質問を頂いた。良い機会なので、iPodの音質について語っておこう。ただ、その前に前置きしておきたいのは「音質は主観的なものであり、絶対的なものではない」ということだ。これはエクスキューズじゃなくて、それ以外に言いようがないのだ。だから、最終的には店頭に行くなり、人から借りるなりして自分の耳で判断してもらいたいと思う。これをまず踏まえた上で以下の部分を読んで欲しい。結論から先に言えば、iPodの音質は多くの携帯音楽プレーヤーと比較したときにあまり「良くない」と思っている。従来のポータブルオーディオは、低音強調機能などが付いており、特にロックなどでは、一般的な消費者の耳の特性として「低音が強調された状態」で聞くケースが多い。そして、iPodの一番の問題は低音や高音の調整をプリセットイコライザでしか行えないということだ。また、iPodは元々低音成分が多いMP3を再生するときに「ROCK」や「BASS BOOST」などの低音強調イコライザを選択すると、低音が不自然に割れてしまうという現象が起きる(ただし、この現象は俺が使っている第3世代iPodの話。もしかしたら現行の第4世代は改善されているかもしれない。ただ、この現象はITmediaのコラムで小寺信良氏も指摘しており、2世代→3世代ときても改善されていないことを考えると、アップルがこの現象を問題として認識していない可能性もある)のだ。iPodはヘッドホン端子の質が悪く、これが音質低下につながっているという指摘もあるが、この現象から考えれば、ヘッドホン端子の質というよりも、iPodのデコーダ、DSPの質が悪いのではないだろうか。例えば今俺が使ってるiRiverのH320は、iPodで再生すると不自然に低音が音割れしてしまうMP3ファイルを再生するとき、イコライザーを調整して最高レベルまで低音を上げて再生しても歪みは一切なくきれいに低音が再生される。この現象から言えることは、iPodは「音質が悪い」というより、「デコーダ/DSPの品質が悪い」ということになるだろう。ちなみに俺は「iPod買ったけど、いまいち音が悪いよね?」という人に対しては、決まったアドバイスをしている。まずiTunesでリッピングする際のビットレートをAACでもMP3でもいいから「192Kbps」に上げさせて、(ロックを聴くことが多い人に対して)聴く際のイコライザー設定を「JAZZ」に固定させる。JAZZであれば低音の音割れはほぼなくなり、音質的に非常にバランスの良い状態で音楽を聴けるようになる。ただ、この設定で聴く場合、ポータブルMDやらCDなど、一般的なポータブルオーディオのような低音が強調される迫力のある音では聴けなくなる。そこの部分だけは割り切りが必要だが、現実問題として、低音ばかり強調されると耳が疲れるし、オーディオの本質から言えば低音が強調されることが「良い音」ではない。そう考えて使うしかないだろう。さて、ここで結局最初に提示した「音質は結局主観の問題」というところに戻ってくる。必ずしも「良い音」とは「特定の周波数帯がきれいに出ている」とか「ノイズの量」とかそれだけで判断できるものではないのだ。ジャズやクラシックなどを聴くことが多いピュアオーディオの世界ならともかく、ポピュラーミュージック、ロックの音の「価値観」は違う。本来の音というより、どれだけ味付けされた音を楽しめるかという部分があるからだ。そうなると、どれだけ「自分好みの音に調整できるか」ということも重要になってくるし、従来の民生向けポータブルオーディオ機器が今まで「出してきた音」と違う傾向を持つiPodに対し、「音が悪い」「なんか物足りない」と感じる消費者が出てくるのも無理はないことだろう。この事実が「iPodは音質が良くない」という評価につながっていることは想像に難くない。極論してしまえば、本来の意味で「音質が良い」ことは重要ではないのだ。そうではなく相対的に「音質が良く聞こえない」ユーザーが多数存在する(これはiPodのそもそもの音作りの問題や、イコライザー機能が貧弱なことや、DSPやBBEで音にある種過剰な味付けをしていないことなどが原因として考えられる)ということが、「iPodは音質が悪い」という結論を導き出しているのだ。ピュアオーディオ信仰的な考え方からすれば、DSPやらBBEなどで音質を補正する機能は、ある種の「化学調味料」のようなものだろう。しかし、大多数のポピュラーミュージック、ロックを好む人間は、ソニーやら松下やらが出してきた従来のポータブルオーディオ機器でそうした音に「慣れてしまっている」わけだ。彼らが「iPodの音質が悪い」と感じるのはある意味で当然だと俺は思うし、俺自身iPodで割れる低音を聞かされるくらいなら、H320を使って迫力ある音でロックを聴きたいという感じになる。単純な話でそっちの方が「好みの音」なのだ。突き詰めれば結局そういう話になってしまう。ロック聴いていて音質にこだわるというのはそれ自体があまりロックっぽくない行動だが、実際のところロックを良いオーディオで聴くと今まで聞こえないいろいろな音が聞こえてきて本当にいろいろな発見がある。だから、ロックであろうとできるだけ良い環境で音を聴いた方が良いと思うのだ。俺はオーディオの専門家ではないので、本来的な意味の「音質」を云々語れる立場ではない。だが、なぜiPodの音質が悪いという評価を聞くことが多いのか、その説明として1つの仮説を上記の文章で提案してみたつもりだ。もちろん、ほかの要因もあるだろう。そういう検証は他の人がどんどんやってくれればいいと思う。つらつらとiPodの音質面のマイナス部分を語ってきたが、実はそういうマイナス面を差し引いても俺はiPodが現状でもっとも優れた携帯音楽プレーヤーだと思っている。iTunesの使い勝手、曲を選ぶインターフェース。これらの完成度からみたら、音質面での若干のマイナスなんて大した問題ではない。大体普通の人は音楽を聴くときに音質はそれほどは気にしてないし、そもそもがポータブルオーディオや圧縮された音声なのに音質にこだわることにどれだけの意味があるのか、っていう指摘もあるだろう。また、現実問題として「iPodの音質が今後改善される可能性」と、「他社のプレーヤーがiTunesやiTMS、クリックホイールなどまで含めたiPodの優れた操作性・ソリューションを凌駕するものを作れる可能性」を比較したときに、明らかに前者の方が可能性が高いと思われる。その意味でもiPodを選ぶ方が現状ではベターなのではないか。もちろん、既に市場でデファクトの地位を得ているということも大きい。いかに音質、圧縮率に優れていても大失敗したSolidAudioなんて過去もあるしな。現状俺はH320を使っていて満足しているが、操作性に関しては全然ダメだとは思ってる。またH320は音質的にはiPodよりも良い音で音楽を鳴らしてくれると思っているが、その一方でiPodを捨てるつもりもない。iTMSが始まったときにこれを利用できるのはiPodしかないしね。だから日本市場においてソニーがiPodのシェアを急追しているのは非常に良い傾向だと思う。やっぱ、きちんとライバルが存在して追い上げない限り、iPodの品質も上がっていかないからね。iPodはバッテリーの問題もかなり深刻だし、改善しなければいけないところはたくさんある。ぜひ「製品の完成度」のところで切磋琢磨して、アップルもソニーもお互いに良い製品を作って頂きたいものだ。日本版iTMSを政治的な力で遅らせてiPodの力を失わせようとしたり、同じ20GBっていう容量なのに、ATRAC3plus換算で計算して、さもiPodよりたくさん曲が入るような宣伝をしたり、はっきり言って最近のソニーはやることがせこい。もっと製品レベルを上げるなり、iTMSと同じくらい消費者にとって魅力的な音楽配信サービスを構築するなり、まっとうなやり方で勝負してもらいたいと思うね。「技術のソニー」が、魂まで負け犬になったら終わりですよ。しかし、切磋琢磨すべきはずのソニーの携帯音楽プレーヤーはまたこんな問題起こしてるのね。で、相変わらず自分の非を認めず、対応もなしですか。早いところ謝って新ファーム公開でもすりゃいいのにねぇ。結局液晶不具合のときはあとでやったんだから。ソニーの携帯音楽プレーヤー部隊は上からiPodに追いつけ追い越せっていう至上命題出されて、とにかく今時間に追われている。それで十分なチェックやUIチューニングの暇が与えられないのだろうが、それははっきり言って不幸なことだ。いい加減ベータ版レベルで商品を出して不具合見つかってもその対応をしないっていうお決まりの対応はやめた方がいいんじゃないか。まだ台数出てないからいいけど、今後は確実に大きな市場になっていくんだしさー。もう従来のソニーブランドだけで勝負できる時代じゃなくなってるんだし。(追記)この記事、いまだに参照されることが多いので補足しておくけど、上の音割れ現象、第5世代のiPod(またはiPod nano)からは解消されてるね。第3世代のiPodでEQ「ROCK」や「R&B」にしたとき音割れした音源が第5世代では問題なくなっていた。いや正確にいうと音源によっては若干クリッピングっぽい音にはなったが、それでも昔と比べれば全然マシなレベルになった(テストしたイヤフォンはEtymotic Researchの「ER-4S」)。iPodは微妙に世代によって音質が変わってきているので、そのあたりを踏まえて議論しないと「割れた」「割れない」だけの話に終始してしまう可能性があるので注意が必要なのでは。デフォルトで付いてくるヘッドフォンとインピーダンスがまったく違うER-4Sでは、そのあたりの結果も変わってくるだろうしね。


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